肩関節インピンジメント症候群

西荻窪でインピンジメント症候群でお困りの方は西荻窪うさちゃん接骨院・鍼灸院にぜひご相談ください。
様々なアプローチでインピンジメント症候群の辛い症状を緩和します!

インピンジメント症候群は、多くの方が悩む肩の痛みの主な原因の一つです。日常生活やスポーツ活動に大きな影響を与えるこの症状について、整骨院の専門家の視点から詳しく解説します。

目次

インピンジメント症候群とは

インピンジメント症候群は、医学的には「肩関節インピンジメント症候群」とも呼ばれ、肩の痛みを引き起こす代表的な疾患です。「インピンジメント」とは「衝突」や「突き当たる」という意味があり、肩の関節近くで骨同士や軟骨、靱帯の衝突やこすれが起きることで痛みを感じる状態を指します

主な症状

インピンジメント症候群の主な症状には以下のようなものがあります:

  • 腕を肩の高さより上で使用したときの運動痛
  • 腕を上げていくときの引っかかり感
  • 筋力低下
  • 夜間痛

特に特徴的な症状として、「ペインフルアークサイン」があります。これは、肩を挙上していき60°〜120°の間で特に強い痛みを感じる有痛弧徴候のことです

インピンジメント症候群の原因

インピンジメント症候群の主な原因には、以下のようなものがあります:

  1. オーバーユース:野球の投手などスポーツによって肩を繰り返し使用することにより、肩峰下の腱や滑液包が炎症を起こします
  2. 肩甲上腕リズム不全:年齢や疲労、姿勢不良などによって他の関節に問題が生じ、肩を挙げる動作において問題が生じ、インピンジメントが起こることも多くあります
  3. 解剖学的要因:肩峰がもともと下方に突出している場合や、加齢変化として肩峰下に骨棘がある場合にも起こります

インピンジメント症候群の種類

インピンジメント症候群は主に以下の2つに分類されます:

  1. エクスターナルインピンジメント:代表的なものに肩峰下インピンジメントがあります。肩甲骨の烏口肩峰アーチと肩峰下滑液包・腱板が繰り返し衝突することで痛みを生じます
  2. インターナルインピンジメント:代表的なものに後上方インピンジメントがあります。肩関節外転・外旋位で棘上筋と後上方関節唇が衝突することによって痛みを生じます

インピンジメント症候群の診断

インピンジメント症候群の診断には、以下のような方法が用いられます:

  1. 問診:痛みの性質や発症状況を確認します。
  2. 身体診察:筋肉の圧痛や動きの制限を評価します。
  3. 画像診断:レントゲン、MRI、超音波検査などを行い、他の腰痛の原因を除外します

特に、以下のような特殊検査が有効です:

  • Neerテスト:肩関節を内旋し、肩甲骨を固定した状態で肩関節を屈曲して痛みが出るかを確認します
  • Hawkins-Kennedyテスト:肩90°前方挙上位、肘90°屈曲位で、肩を内旋させ、大結節を烏口肩峰靱帯および烏口突起に圧迫させ、疼痛が誘発されるかを確認します

インピンジメント症候群の治療法

インピンジメント症候群の治療には、保存療法と手術療法があります。多くの場合、保存療法で症状が改善しますが、十分な効果が得られない場合に手術療法が検討されます

保存療法

  1. 安静:急性期には適度な安静が必要です。
  2. 物理療法:
    • 温熱療法:血行促進と筋肉の緊張緩和を目的に行います。
    • 冷却療法:炎症の軽減(急性期)に効果があります。
    • 超音波療法:深部組織の加温と血行促進に効果があります。
    • 低周波療法:筋肉の緊張緩和と痛みの軽減に効果があります
  3. 手技療法:
    • マッサージ:筋肉の緊張緩和と血行促進を目的に行います。
    • 関節モビライゼーション:関節の可動性改善を目的に行います
  4. 運動療法:
    • ストレッチング:筋肉と筋膜の柔軟性向上を目的に行います。
    • 筋力トレーニング:腰部周囲の筋力強化を目的に行います
  5. 生活指導:日常生活での注意点や予防法をアドバイスします。

手術療法

保存療法で効果が見られない場合や、症状が重度の場合には手術が検討されます。主な手術方法には、関節鏡視下肩峰下除圧術などがあります

インピンジメント症候群の予防法

インピンジメント症候群を予防するためには、以下のような点に注意が必要です:

  1. 正しい姿勢を保つ
  2. 適度な運動を心がける
  3. ストレッチを定期的に行う
  4. 重いものを持つ際は正しい方法で
  5. 長時間同じ姿勢を続けない

西荻窪うさちゃん接骨院でのインピンジメント症候群の治療

当院の治療方法は、①骨盤矯正②関節調整③特殊機器(ローラー)を組み合わせて最適な治療方法を採用します。
まずは、骨盤矯正によって骨盤の歪みやズレを正常にします。その後、肋骨を正しい位置に戻して、正しい動きを出してあげます。すると肩甲骨の動ける範囲がひろがります。

普通の整骨院では電気治療や筋肉にアプローチをして治療を行いますが、インピンジメント症候群の本来の原因は日常生活から生じる骨盤の歪み・ズレです。

したがって、インピンジメント症候群だからといってむやみにマッサージをするのでは意味がなく、根本的な治療として、骨盤矯正と関節調整と用いて治療を行います。
また当院では、特殊機器であるローラーを用いて、本来の筋肉の動きを出すことで再発しにくい身体づくりを目指します。

まとめ

インピンジメント症候群は、適切な治療と生活習慣の改善により、症状の緩和や進行の予防が可能です。

早期発見・早期治療が重要ですので、肩の痛みや動きの制限が続く場合は、整骨院での診察をおすすめします。当整骨院では、インピンジメント症候群に対する専門的な知識と経験を持つスタッフが、患者さん一人ひとりの状態に合わせた最適な治療プランを提案いたします。

手技療法、物理療法、運動療法を組み合わせた総合的なアプローチで、早期回復と再発予防を目指します。肩の健康は全身の健康につながります。インピンジメント症候群の予防と対策に取り組み、いつまでも活動的な生活を送りましょう。日々の姿勢や生活習慣に気を付けながら、定期的な体のメンテナンスを心がけることが大切です。お悩みの方は、ぜひ当整骨院にご相談ください。専門家による適切な診断と治療で、健康的な毎日を取り戻しましょう。

記事監修 柔道整復師 松井 康弘
経歴 2011年に柔道整復師国家資格取得後、2つの整骨院で実務経験を積んだのち2016年にたかの総合整骨院グループに入社、2022年にうさちゃん接骨院・鍼灸院の院長就任。

2019年東京マラソン柔整トリートメント
2020東京オリンピック 水泳サポートスタッフ

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