腸脛靭帯炎
西荻窪で腸脛靭帯炎でお困りの方は西荻窪うさちゃん接骨院・鍼灸院にぜひご相談ください。
様々なアプローチで腸脛靭帯炎の辛い症状を緩和します!
腸脛靭帯炎は、多くのランナーや運動愛好家が悩む膝の痛みの主な原因の一つです。日常生活やスポーツ活動に大きな影響を与えるこの症状について、整骨院の専門家の視点から詳しく解説します。
目次
腸脛靭帯炎とは
腸脛靭帯炎は、膝の外側にある腸脛靭帯が炎症を起こす疾患です。腸脛靭帯は、おしりの筋肉から始まり、膝の外側に付着している靭帯で、主に長時間の歩行やランニングなどで炎症が起こります。
主な症状
腸脛靭帯炎の主な症状には以下のようなものがあります:
- 膝の外側の痛み
- ランニング中や後の痛み
- 階段の昇降時の痛み
- 膝を曲げ伸ばしする際の痛み
特に特徴的な症状として、「ランナー膝」と呼ばれることもあります。これは、ランニング動作でよく生じるためです。
腸脛靭帯炎の原因
腸脛靭帯炎の主な原因には以下のようなものがあります:
- 過度の負荷:ランニングやジャンプなどの高負荷の活動
- 反復運動:同じ動作の繰り返し
- ウォーミングアップ不足
- 筋力のバランスの悪さ
- 適切な靴や装具の不使用
- 急激な運動量の増加
- 走行距離の急激な増加
- O脚やX脚などの下肢のアライメント異常
特に、ランニングやサイクリング、ハイキングなどの長時間の反復運動を行う方に多く見られます。
腸脛靭帯炎の診断方法
腸脛靭帯炎の診断には、以下のような方法が用いられます:
- 問診:痛みの性質や発症状況を確認
- 身体診察:膝の外側の圧痛や動作時の痛みを評価
- 特殊検査:Grasping testなどの徒手検査
特にGrasping testは、膝を90度屈曲して外顆部で腸脛靭帯を押さえてから膝を伸展していき、疼痛が誘発されるかを確認する検査です。
整骨院での主な腸脛靭帯炎の治療
整骨院では、腸脛靭帯炎に対して以下のようなアプローチを行います:
1. 手技療法
筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することで痛みの緩和を図ります。また、関節の可動域を改善し、膝周りの筋肉のバランスを整えます。
2. ストレッチ指導
適切なストレッチ方法を指導し、膝周りの柔軟性を高めます。特に、腸脛靭帯や大腿筋膜張筋、大腿四頭筋のストレッチが重要です。
3. 運動療法
膝周りの筋力強化や姿勢改善のための運動を指導します。特に股関節周囲の筋力強化が重要です。
4. 生活指導
日常生活での注意点や予防法をアドバイスします。正しい姿勢や歩き方、適切な靴の選び方なども指導します。
5. 物理療法
超音波療法や電気療法、温熱療法などを用いて、痛みの緩和や炎症の軽減を図ります。
腸脛靭帯炎の予防法
腸脛靭帯炎を予防するためには、以下のような点に注意が必要です:
- 適切なウォーミングアップとクールダウン
- 正しい姿勢と動作の維持
- 適度な運動と休息のバランス
- 膝周りの筋力強化
- 適切な靴の選択
- 過度の体重増加の防止
- 徐々に運動量を増やす
- 定期的なストレッチング
特に、ランニングを行う方は、走行距離や強度を徐々に増やしていくことが重要です。
自宅でできるセルフケア
整骨院での治療に加えて、自宅でも以下のようなセルフケアを行うことで症状の改善が期待できます:
- アイシング:炎症や痛みが強い時に冷やす
- ストレッチ:膝周りの筋肉を柔らかくする
- 筋力トレーニング:膝を支える筋肉を強化する
- フォームローラーの使用:筋膜リリースを行う
西荻窪うさちゃん接骨院での腸脛靭帯炎の治療
当院の治療方法は、①骨盤矯正②関節調整③特殊機器(ローラー)を組み合わせて最適な治療方法を採用します。
まずは、骨盤矯正によって骨盤の歪みやズレを正常にします。その後、肋骨を正しい位置に戻して、正しい動きを出してあげます。すると肩甲骨の動ける範囲がひろがります。
普通の整骨院では電気治療や筋肉にアプローチをして治療を行いますが、腸脛靭帯炎の本来の原因は日常生活から生じる骨盤の歪み・ズレです。
したがって、腸脛靭帯炎だからといってむやみにマッサージをするのでは意味がなく、根本的な治療として、骨盤矯正と関節調整と用いて治療を行います。
また当院では、特殊機器であるローラーを用いて、本来の筋肉の動きを出すことで再発しにくい身体づくりを目指します。
まとめ
腸脛靭帯炎は、適切な治療と生活習慣の改善により、症状の緩和や進行の予防が可能です。早期発見・早期治療が重要ですので、膝の外側に痛みが続く場合は、整骨院での診察をおすすめします。
当整骨院では、腸脛靭帯炎に対する専門的な知識と経験を持つスタッフが、患者さん一人ひとりの状態に合わせた最適な治療プランを提案いたします。手技療法、運動療法、生活指導を組み合わせた総合的なアプローチで、早期回復と再発予防を目指します。膝の健康は全身の健康につながります。
腸脛靭帯炎の予防と対策に取り組み、いつまでも活動的な生活を送りましょう。日々の姿勢や生活習慣に気を付けながら、定期的な体のメンテナンスを心がけることが大切です。お悩みの方は、ぜひ当整骨院にご相談ください。専門家による適切な診断と治療で、健康的な毎日を取り戻しましょう。
記事監修 柔道整復師 松井 康弘
経歴 2011年に柔道整復師国家資格取得後、2つの整骨院で実務経験を積んだのち2016年にたかの総合整骨院グループに入社、2022年にうさちゃん接骨院・鍼灸院の院長就任。
2019年東京マラソン柔整トリートメント
2020東京オリンピック 水泳サポートスタッフ
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