鍼灸の働き

こんにちは
西荻窪うさちゃん接骨院の福田です。

今回は、「鍼灸の働き」についてお話ししていきたいと思います。

鍼灸は「気」を整えて、未病を防ぐというのが一番の目的です。
しかし「気」というのがどういうものなのかというのは説明するのは難しいです。
血液と同じように人体に巡っているもので、この「気」の流れが滞ると病になると言われています。川の流れに例えるなら澱んだところに木の葉やゴミがたまります。それらを取り除くと川の流れは良くなります。身体の中も同じです。この木の葉やゴミを取り除くのが鍼灸の働き、役目です。
そうすると身体は正気が巡り、病が治ると言われています。よく「病は気から」と言われていますが、この「気」というのは気持ちとかの「気」ではなく、「気」を正しく巡らせれば病にならないという意味です。
鍼をすることで、白血球が増えます。(すでに証明済)
白血球が増えるということは免疫力が高まります。そうすることで、自分で自分の身体が治せたり、邪気に犯されにくくなります。
もともと人間も動物ですから「自然治癒力」というものを持っています。
その力を助けること、目覚めさせるということが鍼灸の役割なのです。

では、鍼灸はいつからということですが、イタリアとオーストリアの国境で1500年前の男性が氷河の中からミイラの状態で見つかりました。アイスマンと名付けられました。
その男の人の腰や足に刺青があり、当初の部族の印か何かと思われていたのですが、それが現在の腰痛に効果のある胃兪、三唱兪、腎兪、崑崙(こんろん)とピッタリあっていてその人が鍼治療をしていたことがわかりました。よく中国4000年の歴史と言われていますが、それより1400年も前から鍼治療は行われていたのです。
それが現在まで続いているということは、それだけの効果が鍼灸にはあるということに他なりません。
身体的な面だけではなく、鬱、不眠症だったりと神経的な面でも鍼灸は有効です。
鍼灸はとても効果が期待でき副作用もほとんどありません。
ぜひ一度良さを知ってもらえたらと思います。

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